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2025.8/19食事の「やめられない」を楽に手放していく方法

2025年8月18日

『食事の「やめられない」を楽に手放していく方法というテーマでライブが行われました!

その様子をスタッフ高代がレポートします。

お盆はどのように過ごしましたか?みゆきさんは自宅近辺で過ごされたそうです。暑いしどこも混んでいるし、今の季節、小さなお子さんがいる方には、そんな過ごし方がいいのでしょうね。

さて、今回は、お菓子がやめられない、パンがやめられない、などなど、食事に関する「やめられない」を手放す方法についてのお話でした。多くの人が悩んだ経験のあるテーマだと思います!単に我慢してやめるのではなく、楽にやめる、というところもポイントです。

ぜひ最後までお読みください!

 

今日は、『食事の「やめられない」を、楽に手放す方法』ということでお話をしていきます。相談でも特に多いテーマです。

皆さん何か、やめられないものありますか?

 

視聴者さんからコメント

・お菓子がやめられません

・パンがやめられません

 

昔の私もそうだったので、気持ちは本当に良く分かります。やめるなんて考えられないって感じでしたね。

他に多いのは、しょっぱいものがやめられないパターンです。ジャンクフードやラーメンなど、男性に多いですね。あとは、お米をすごい食べちゃうとかね。お酒がやめられない人もいますよね。

女性の場合、特に多いのが甘いものがやめられないということだと思うんですよね。甘いものがやめられないのは、自分の嗜好の問題だと思ってる人が多いと思うんですけど、嗜好というか、症状なんです。

私自身、家で毎日甘いものを食べる習慣がありました。親も甘いものが本当に大好きなんですよね。家にはお菓子がいっぱいあるもの、という認識だったんですよ。そういった家の環境もあるかなと思いますね。

 

視聴者さんからコメント

・大学生の時、1週間分買ったつもりが1日で食べてました。

 

これ結構あるんじゃないでしょうか。私もありましたよ!

 

・夫婦で取り組んで、甘いものがかなり減りました。

 

素晴らしい。いいですね!

甘いもの、大好きな人多いですよね。私は社会人になってからは管理栄養士として病院で働いてたので、患者さんには「お菓子やめてください」と言うんですけど、その後、事務所に戻ってから「いや、お菓子とか、実際やめらんないよね」とか言いながら、自分でお菓子食べてるんですね。

自分のことは棚に上げて人に言う、ということを当時の私はしていました。自分でお菓子のやめ方が分かってなかったので、そんな大した提案も出来ていませんでした。

でも、こうやって血糖コントロールに取り組むようになっていったら、本当に甘いものを食べなくても平気になっていったんですよね。これには本当にびっくりしました。

 

視聴者さんからコメント

・食後に甘いもの食べたくなります。食べてしまう時は身体的に欲しいのではなく、完全に感情で食べてる気がします。

これは一見、感情だと思うのでしょうけど、それだけとは限らないですね。

では、なんで甘いものがやめられないかというお話をします。甘いものがやめられない原因はいくつかあります。

 

一つ目は血糖値です。

血糖値が下がってくると、体は命の危険を感じるのですぐに血糖値を上げようとします。甘いものは手っ取り早く血糖値が上がるんですね。だから血糖値が下がってくると、体が命を守るために早く血糖値上がるものが食べたくなるのです。

特に夕方ぐらいは血糖値が下がりやすい時間帯です。あと深夜ですね。

だから夕方と深夜は甘いものや、糖質がすごく欲しくなる時間でもあるんですよ。皆さん、まんまとこの時間に食べたくなってませんか?

深夜のラーメンが美味しいとか言いますよね。それはなんで美味しく感じるかというと、血糖値が下がってる時に血糖値が一気に上がると、脳に快楽物質が出て、気持ちよくなるからなんですね。

だから血糖値が下がって甘いものが食べたくなると、それに対して理性が効かなくなってきます。だから気合だけで何とかしようとすると、すごく苦しくなるんですよ。ちゃんと体の仕組みを知って対策ができれば、こういうことはなくなっていくのです。

まさに私も、昔は低血糖が酷くて、甘いものがやめられなかったんですけど、血糖コントロールをするようになってからは、甘いものが食べたいと思わなくなったんですね、本当に。

食後のデザートも全然食べたくないし、ビュッフェに行ってもデザートには手をつけません。甘いものがなくても平気になったんですよ。食べたとしても一口か二口で満足できます。それぐらい、血糖コントロールで味覚が変わります。

 

甘いものがやめられない原因のもう一つが、鉄欠乏です。鉄が足りなくなっても甘いものが欲しくなります。

辻希美さんが妊娠中に血糖値が高くて糖質制限をして、それで甘いものが食べたくて仕方ないと言っていたことについて、以前スレッズで取り上げたことがありました。辻さんの別の動画を見てたら、貧血があるという話をしてたんですね。さらに血圧も低い。

低血糖とか鉄欠乏がある人って血圧が低いことが多いんですよ。私も昔そうだったんですけど、一番上の娘の妊娠中の時、本当に血圧が低くて、すごい貧血だったんですね。

この状態だとメンタルもすごく落ちるし、甘いもの大好きになるし、体力もなくなります。

そこから改善していったら、甘いものも食べたいと思わなくなりました。だから体が変わると嗜好も変わるんだなって思いましたね。

受講生さんも、最初はやはり、本当に味覚が変わるのか疑います。でも、しっかりと血糖コントロールに取り組む人は、甘いものがいらなくなっていので、箱アイスを常に家にキープしてたけど捨てました、と言ってる人がいたり、50代の方で、小学生の時から毎日チョコがやめられなかったけど、3ヶ月で全然食べなくて平気になったと言う人がいたり、実際味覚はそれぐらい変わるんですよ。

 

鉄欠乏は甘いものを欲するんです。

鉄が足りないと糖質ばかりエネルギーにしようとしてしまいます。タンパク質や脂質もエネルギーにできるんですけど、そこがうまく代謝が回らなくなってしまうのです。だから、鉄が足りなくなると、糖質ばかり食べたくなるんですよ。

なので、貧血気味の方はだいたい甘いものが好きですね。女性のほうが甘いもの好きと言われてるのは、生理が毎月あって血が失われるので、男性に比べて鉄が不足しやすいわけですよね。

 

他によくご相談いただくのが、ストレスで甘いものがやめられなということですね。甘いものを食べないと仕事が頑張れないとかね。

仕事のストレスが強くて、甘いものを食べないとやってられないという人は、栄養状態だけじゃなくて、そのストレス環境について考える必要があるし、このストレスというのも、人によって思考の癖やパターンによって、何がストレスになるかという点が変わるんですね。

例えば同じ環境にいて同じ状況になっても、ストレスに感じる人と感じない人とがいます。なぜならやはり思考の癖が違うからなんですね。人によって怒りのポイントが違うように、ストレスを感じるポイントが違います。

今ストレスで甘いものがやめられないと思ってる人、何が自分にとってストレスになってるのか、まず一旦言語化させた方がいいんですね。具体的に自分にとって何がストレスになってるか。怒りが沸いてる感じのストレスなのか、悲しみなのか、何か傷ついたりとか、プレッシャーなのかとか、色々ありますよね。

捉え方や考え方が変われば、同じ状況でもストレスは感じにくくなるので、そこを深堀して対処することで、甘いものがやめられるということもあります。

つまり、栄養的なところと心理的なところ、この2つを一緒に考えていくのが大事ですね。

 

視聴者さんからコメント

・甘いものを思いのままにめちゃくちゃ摂ってたときのほうが怒りの沸点がすごく低かった気がします。

 

これはその通りだと思いますよ。

最近個別で指導させていただいてた方がいたんですけど、仕事から家に帰るとすごいイライラするって言ってたんですね。最初は仕事疲れでイライラしてるのかなと思ったけど、一緒に血糖コントロールやっていただいたら、そこで怒りがわかなくなったんです。イライラは自分の性格とかストレス的なところじゃなくて、体の反応だったというのがわかってすごく楽になったそうです。鉄とか亜鉛とかそういうミネラルが不足すると、攻撃的になりやすいということがあるんですよね。つまり栄養状態も攻撃性に関係するということです。

 

最初に、パンがやめられませんというコメントをいただきました。パンとか、麺類の穀物製品とか、甘いものもそうなんですけど、それらがやめられない時は、腸のカンジダ菌というカビが増えている可能性があります。

で、腸のカンジダ菌は、糖を餌に増殖していくんですね。特に、小麦に含まれてるグルテンで菌が増殖しやすかったり、腸に炎症が起こりやすいというのがあります。普段から小麦をたくさん食べてる人はカンジダのリスクが高くなります。カンジダは常在菌ですが、増えすぎるとメンタルとか体調に影響が出てしまいます。

カンジダは鉄も餌にして増殖するので、カンジダが増えてる人は、鉄のサプリを摂ると逆に体調が崩れちゃうことがあるんですね。だから鉄はむやみに入れればいいわけじゃないんですよ。自分の腸の状態によってサプリが使える人と使えない人がいるわけですね。

だからこそ栄養のことについては、同じようにみんながやればいいわけじゃなくて、ちゃんと自分の状況、自分の状態を把握した上で何を選択するかというのを考えていかないといけないのです。

 

他に結構よくいただく相談としては、しょっぱいものや、スナック菓子がやめられないということです。

これも受講生さんで実際にあった例なんですけども、甘いものはそこまで食べないんだけど、スナック菓子がやめられない人がいたんですね。ダイエットしたいけど、頭では分かってるけどやめられなかったんですよ。

しょっぱいものがやめられない人っていうのは、ミネラルが不足してることが多いんですね。

この場合は、マグネシウムをしっかり摂ってもらうことによって、改善するケースが多いです。

今の時期暑いし、多少塩分を摂る必要はあると思うんですけど、しょっぱいものがやめられない人は、ナトリウムの方だけじゃなくてマグネシウムが足りないことが、結構よくあるんですよ。

マグネシウムは、ホルモンを作る材料だったり、エネルギー代謝にも必要だったり、筋肉を緩ませたり、色んなところで必要なんですね。足をつることが多い人は特に不足しています。

 

ここまで話したように、甘い物とかパンとかしょっぱいものをやめられない人は、自分の気合いではどうにもできません。栄養不足や血糖値の乱れがあると、理性では効かないぐらい食べたくなります。

私はしっかり血糖コントロールを意識したら、自然と甘い物がいらなくなってきたからストレスじゃないんですよ。スーパーとかコンビニ行ってもお菓子コーナーに行かないですね。

それぐらい変わるんですよ、本当に。小さい頃からずっと甘い物食べてた私とか、受講生さんが、本当に数ヶ月とかで変わるんです。それが血糖コントロールのいいところです。

 

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本日の内容は以上です!

わかっちゃいるけどやめられない…ということで苦しんでいる人はとても多いのではないでしょうか。

スタッフの私も栄養の勉強を始めてから甘い物と距離を置けるようになり、40代半ばのときに10㎏ものダイエットに成功しました!

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