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2024.10/07わかってるのにやめられない…食欲コントロールの秘訣大公開

2024年10月6日
『根性で身体は変われません!わかってるのにやめられない…食欲コントロールの秘訣大公開』というテーマでライブが行われました!

その様子をスタッフ高代がレポートします!

この週末は二日連続お子さんの運動会だったというみゆきさん。体力を使う行事のあとにライブを行えるスタミナがすばらしいです!みゆきさんの受講生さんも血糖コントロールをしてから、子供の行事の後もサクサク動けるようになっているとか!

さて、今日は食欲コントロールのお話です。つい食べ過ぎる…。やせたいのに困っている…。と、お悩みの方は多いのではないのでしょうか。そのコツを大公開してくれました!

私は管理栄養士として10年目になるんですけど、いろんな人に食事指導をしてきて思うことは、“みんな、頭ではわかっている”ということなんですね。

みんな、甘いものを食べ過ぎちゃダメだとか、ジャンクフードばかり食べてたら身体に悪いとか、わかっていると思うんですよね。わかってるけどやめられない、という人がすごく多い印象なんですよ。

つまり、情報や知識だけ得ても、結局人は変われないからこそ、しっかりとどうしてそうなっているのかを考えるのが大事なんですよね。

大体の人は、「自分が食べ過ぎるのは意志が弱いから、根性がないから」と思ってしまいます。

しかし、根性では身体は変えられません。根性で変えようとすると、ストレスがすごくたまり、どこかで限界が来て、続けることができなくなります。続けられないことはやっても意味がないのです。

ダイエットをしたい方から「どうやったら甘いものをやめられますか?」というご質問をたくさんいただきます。そこで大事なのは、我慢してやめるのではなくて、甘いものがなくても平気な状態にしていくということなんですよ。一時的に我慢してやめることができても、リバウンドしやすいです。それでは意味がないですよね。

実際に私の受講生さんでも、「甘いものがなくても平気になりました」「ジャンクフードばかり食べていたけど、普通の食事がいちばん美味しいと思うようになりました」とか、そういう方が多いんです。甘いものやジャンクフードを我慢してやめようとしたわけじゃなくて、血糖コントロールをしていくうちに、だんだんそういったものがいらなくなってくるという感じなんです。ストレスフリーで食事を整えていくことができるのが血糖コントロールの素晴らしいところなんです。

 

では、ここから、甘いもの、しょっぱいもの、油っぽいものがやめられないことについて、3つの理由と対策をお話しします。

 

①甘いものがやめられない理由と対策

甘いものがやめられない理由の一つは、低血糖です。血糖値が下がるときって、身体は本能的に命を守ろうという状態になり、なんとかして血糖値を上げようとします。そのときに、血糖値を素早く上げられる甘いものが欲しくなるんですよね。だから低血糖が日常的に頻繁に起こっている方は、甘いものがやめられない。無性に食べたくなってしまいます。

ほかには鉄が不足しているときです。一般的に女性は甘いものが好きというイメージがありますけど、それはなぜかというと、女性は毎月生理があるので、男性に比べて鉄の消耗が激しいからです。鉄が不足すると、三大栄養素(糖質、脂質、タンパク質)のうち、糖質ばかりをエネルギーに変えようとしてしまいます。だから甘いものが食べたくなっちゃうんですね。

最近はスイーツ男子といって甘いものが好きな男性も増えてきたけど、それは男性でも鉄が足りない人が増えているからじゃないかと思います。甘いものじゃなくてラーメンなどの炭水化物が好きでも鉄不足や貧血の状態になることがあります。ミネラルの状態は爪に出やすいので、そういう方はスプーンネイルといって爪が反り返っていることがあります。

甘いものや麺類などの炭水化物がやめられないときというのは、理性が効かないような状態なので、根性でやめようとしたらすごくつらいんです。

私も昔は甘いものが大好きで、アイスが主食になる勢いで毎日食べていたんです。でも、今は本当に食べなくて平気になりました。アフタヌーンティに行ったときも、韓国でミシュランの星がつくお店に行ったときも、デザートがほとんど入らなかったんですよ。それくらい味覚が変わりました。変わったというか、今の方が正常なんだと思います。

 

ここで視聴者さんからコメント!

・私は甘いものが好きです。爪がちょっと反っています。鉄欠乏かもしれないです。

・夫が食後に甘いものをすごく欲しがります。足の爪も反り返って靴下に穴が開きます。貧血なんですかね。

 

爪が反り返る人は一度血液検査をしてもいいかもしれません。健康診断の貧血の基準までいかなくとも、その手前の段階でも対策をした方がよいと思います。

鉄はエネルギー代謝に必要な栄養素なので、鉄不足になると考えることが疲れたり、しんどくなったりします。特に小学校高学年以降の女子は生理が始まると勉強が苦手になる子もいるんですよ。だから特に女のお子さんは鉄分は意識してほしいと思います。

今鉄不足の症状があって心配な方も、大丈夫です。別に今からでも変われるので安心してください。

では、ここから具体的にどうしたらいいかを話していきます。

無性に甘いものが食べたいと思ったら、タンパク質を摂ってみてください。

甘いものを食べたいなと思ったときに、その本能のまま甘いものを食べるんじゃなくて、一旦タンパク質を摂ると落ち着いたりするんです。卵とか、余ったおかずの肉をつまむとか。ぜひ皆さん試してみてください。

 

ここで視聴者さんからコメントが!

・食後にパンが食べたくなります。

 

食後にそういったものを食べたいときって、低血糖や鉄欠乏の可能性もあるんですけど、そもそもの食事量が足りない可能性もあります。下手に糖質制限しておかずだけ食べようとすると、そういう状態になることがあります。1日3食、必要な量のお米を食べましょう。糖質制限は合わない人がやると体調を崩すので、気を付けましょう。

 

②しょっぱいものがやめられない理由と対策

甘いものは食べないけど、スナック菓子が好きという方も結構いますよね。実はこれは、マグネシウムが不足している可能性があります。

下手に塩分を減らそうとするとかえって疲労が強くなることもあるので、減塩ではなく、精製された塩を天然の塩に変えるだけも違います。

しょぱいものがやめられない方にマグネシウムを摂るようにすすめたら、しょっぱいものがいらなくなったということが多いです。

 

常連の視聴者さんからコメントが!

・昔はスナック菓子を食べたり、塩をなめたりしていました。でもマグネシウムなどミネラルをきちんと摂ったらやめられました。

 

素晴らしい!そう、塩は毎日の料理に使うものなので、塩を変えるだけで全然違います。沖縄の海の塩や、会津の会津山塩などがおすすめです。天然の塩はうま味があって美味しいです。

 

③油っぽいものがやめられない理由と対策

揚げ物やジャンクフードが大好きな方、いますよね。この油っぽいものというのは、摂ることで脳が気持ちよくなる作用があるんですよ。私は昔、肉の脂身が大好きだったんですけど、こういう油っぽいものが好きな人って、結構欲に弱い部分があったりするので、お酒やたばこが好きという人も多いですね。

そして、油っぽいものが好きな人って、ストレス度合が高い人が多いです。すごく疲れていて、快楽を求めて食べる傾向があります。「飲まなきゃやってられない」なんてこと、言ったことある人いませんか?私も「アイス食べなきゃやってらんない」みたいな感じだったんですよ。

 

視聴者さんからもコメントが!

・疲れるとジャンクフードを買いに行ってしまいます。考えてみると、子供のころ肉の脂身の方が好きでした。やってられなくてビール飲んじゃいます。

 

まさに、そんな感じですよね!

で、ここで注目してほしいのは、それを食べないとやってられない何かがあるわけなんですよね。ということは、その原因のストレスをちゃんと見て向き合っていかないと、やめられない可能性が高いんです。

以前もそういう方がいらっしゃって、カウンセリングをしてストレスのケアをしっかりしたら、やはり前よりも食べなくて平気になりました。

 

常連の視聴者さんからコメントが!

・昔は揚げ物が大好きでした。今はコンビニやスーパーの総菜コロッケは半分食べればじゅうぶんになりました。コロッケは衣を外してポテサラ風にして食べたり。家族が買ってくるから食べるけど、自分では買いません。

 

私も昔コンビニの上のマンションに住んでいて、よくファミチキや肉まんを食べていました。めちゃめちゃ太ったし、午前中に起きるのが不可能なくらいひどい低血糖でしたね。

最後に、マウスの実験での話です。マウスにジャンクフードを与ええ続けたら、健康な食事を見せても見向きもしなかった、というのがあるんです。つまり、ジャンクフードを食べ続けると、本来身体が求める健康な食事に興味が薄れてしまうんです。ジャンクフードには中毒性もあるし、本来の空腹を満たす食事ではなく、脳の欲求を満たす食事になりがちということなんです。

でも、しっかりと血糖コントロールをすることで、食事の傾向も変わっていきます。

 

 

本日の内容は以上です!

本日も有益なポイントをしっかりと教えていただきました!無性に○○が食べたくなるという症状でお悩みの人に、とても有益な内容となりましたね。

本日のポイントをおさらいします。

①甘いものをやめる:低血糖と鉄欠乏のケアをする

②しょっぱいものをやめる:マグネシウムを摂る

③油っぽいものをやめる:低血糖とストレス対策をする

これで食欲コントロールをして、食べなくても平気な状態になっていきましょう!

 

 

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10月7日(月)21時~

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