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2025.12/01質問回答ライブ
2025年11月30日
今日はいつもと趣向が違って『質問回答ライブ』というテーマでライブが行われました!
その様子をスタッフ高代がレポートします。
いよいよクリスマスやお正月が近づいてきましたね!みゆきさんは今年はめずらしく帰省しないそうです。皆さんはどう過ごされますか?
さて、今回の質問回答ライブでは生活や栄養についての質問が目立ちました。ぜひお読みになって体調管理に役立ててくださいね!

Q1.「寒暖差と血糖値は関係ありますか?」
A.
あります。寒暖差が大きくなると、体は温度変化に対応するために自律神経がフル稼働し、特に寒い日は体がぎゅっと緊張しやすくなります。そのとき体内では“コルチゾール”というストレスホルモンを多く使うのですが、コルチゾールには血糖値を上げる働きもあります。
そのため、寒い季節にコルチゾールを消耗しすぎると、うまく血糖値を維持できず、低血糖につながりやすくなります。
さらに、冬は日照時間が短くなりビタミンDが低下しやすいこと、そして風邪をひきやすく免疫が落ちやすいことなど、複数の要因が重なって血糖が乱れやすい時期でもあります。
特に年末年始はケーキ・おせち・お餅など“糖質が多い食べ物が続きやすい”ため、血糖の乱高下が起こりやすくなることも特徴です。
食後に少し歩いたり、温かい飲み物で体を温めたりするなど、小さな対策を取り入れるとかなり楽になります。
Q2.「忙しくて睡眠不足の場合、翌日は数時間仮眠したりしますか?」
A.
はい、します。夜に仕事が立て込んでどうしても睡眠が短くなってしまった日は、翌日に30分~1時間ほどの短い仮眠を入れて、脳をリセットするようにしています。
どうしてもお昼寝ができない日には、ビタミンCやマグネシウム、アミノ酸などを少し多めに持ち歩いて、睡眠不足のダメージを栄養面でサポートすることもあります。
普段はできるだけ毎日7〜8時間の睡眠を確保するようにしているので、こうした特別な対応をするのは頻繁ではありませんが、無理が続かないようこまめに調整するようにしています。
Q3.「頑張って早起きして睡眠不足の場合、頭が回らなくても起き続けた方がいい?」
A.
睡眠不足の状態で無理に起き続けるのは、体にも脳にも負担が大きいです。
睡眠が足りないと、ビタミンやミネラルを普段より多く消耗するため、私はまずビタミンC、マグネシウム、そしてBCAAなどのアミノ酸を補給して体を立て直すようにしています。
栄養でサポートしながらパフォーマンスを底上げしていくと、頭の回りや集中力も戻りやすいです。
ただ「気合いで起き続ける」というより、できる範囲で体を休めながら、必要に応じて短い仮眠や栄養補給を入れる方が、結果的に効率よく過ごせると感じています。
Q4.「低血糖だけでなく貧血も気になります。鉄サプリを使っても改善しません」
A.
低血糖と貧血(特に鉄欠乏)は、とてもセットになりやすい症状です。血糖が不安定になると、代謝を担う甲状腺の働きが落ちやすくなり、それによって鉄の吸収まで悪くなる…という負のループが起こりやすいんですね。
鉄サプリを飲んでいるのに改善しない場合、よくあるのが
・胃酸不足(鉄は胃酸がないと吸収されにくい)
・腸内環境の乱れ(カンジダなどが鉄を奪ってしまうこともある)
といった背景です。
そのため、鉄だけを入れるのではなく、胃酸のサポートや腸のケアを同時に行う必要があります。状況によっては、専門の治療によってカンジダを除菌しないと改善しないケースもあります。
「鉄を飲んでいるのに良くならない」という場合は、消化吸収の部分を見直すと改善の糸口が見つかることが多いです。
Q5.「カフェインがダメとなると飲むものがありません。どうやって止めましたか?」
A.
妊娠中にカフェインをやめたとき、私も最初は「何を飲めばいいの?」と本当に困りました。でも、調べてみると意外とノンカフェインの選択肢は多くて、そこから好みのものを探していきました。
家では ルイボスティー をメインにして、気分転換には香ばしい そば茶 をよく飲んでいました。ほかにも、黒豆茶やコーン茶など、味わいが違うものをいくつかストックして、その日の気分で変えるようにすると飽きにくかったです。
外食では選択肢が少なく困ることもあったのですが、どうしても飲むものがないときは「ウーロン茶を水で薄めてもらう」という裏技で乗り切ったこともあります。
少し工夫をするだけで、カフェインなしでも十分楽しめるようになります。
Q6.「ビタミンC・Dのサプリは体調不良以外でも毎日飲んでいますか?」
A.
ビタミンC はストレスや冷え、忙しさなどでとても消耗しやすい栄養素なので、私は基本的に毎日飲んでいます。体調管理のベースとして欠かせない存在です。
ビタミンD は気づいたときに飲むようにしています。冬場や屋内にいる時間が長い時期は特に不足しやすいので、意識的にとるようにしていますが、正直なところ忘れてしまう日もあります。思い出したタイミングでこまめに補う、というスタイルで続けています。
Q7.「長年血糖コントロールやってるつもりですがなかなか解消しません。以前心理面にもアプローチするといいという話がありましたが、どのようなことをするのか知りたいです」
A.人によって状況は違うのでアプローチも変わりますが、MMCの講座では「頑張っているのに変わらない」という場合、まず“今の状態にとどまるメリット”を確認します。
どんな悩みでも、無意識にその状態を選んでいる理由が必ずあるからです。
最初は「メリットなんてありません」と言う方もいますが、実際には必ず存在します。それを一度しっかり言語化し、自分が今の状態を“どこかで望んでいる”ことを自覚してもらいます。
その背景には、幼い頃から積み重ねてきた思考の癖があることが多く、「体調が悪い方が安心」「病気でいた方が都合がいい」といった無意識のパターンが働きます。これがあると栄養的な改善をしても途中で頭打ちになることがあります。
そのため、思考の癖ができた原点を丁寧に見直し、修正していくことが必要です。ただし、これは長い年月で身についたものなので、変えるには時間がかかります。どんなに早くても3ヶ月、根深いものだと数年かかることもあります。
ただ、取り組めば確実に変わっていきますし、始めるのが早ければ早いほどスムーズに改善します。
30代で始めるより20代、40代より30代、というように、年齢が若いほど変化が早い傾向があります。だからこそ、気づいたときにできるだけ早く取り組むのがおすすめです。
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