newsニュース
2024.6/10親子でメンタルが安定する3つの栄養素について
2024年6月9日「親子でメンタルが安定する3つの栄養素について」というタイトルで、定期ライブが開催されました!
その様子をスタッフ高代がレポートいたします!
普通、育児というと、大変なイメージがありますよね。子供がなかなか泣き止まないとか、親もついイライラしちゃったりとか。
でもそれも、栄養素をしっかり摂れば、親子で穏やかなメンタルになれるというのです!
みゆきさんは出産されたころはすでに栄養の勉強をされていたこともあって、お子さんたちはあまり手がかからなかったそうです。友人から「この子なら育てたい!」とよく言われたとか。
では、そのためにはどのような栄養素が重要なのでしょうか?
さて、その秘密が明かされます!
「お母さんの栄養状態によって、子供は変わる部分があるので、そこを今日は特にお伝えしたいと思っています」
みゆきさんによれば、お母さんの不安は単にホルモンバランスで片づけるのではなく、血糖値や栄養不足から崩れる側面も大きいそうです。
自分の子は手がかかると思っていても、実はそれはその子の性格ではなく、お母さんの不安を感じ取ったり、お母さん同様、栄養に問題があるかもしれない!というのです!
「血糖値や栄養状態を気を付けるだけでも、子供の成績や性格が変わってくるんです」
視聴者の方からもコメントが寄せられます。視聴者の方はお子さんがいらっしゃる方が多いようですが、
・妊活中なので子供ができたときにためになると思い参加しました。手のかからない子育てしたいです。
という方も。早めにこんな情報にふれられてラッキーですね! すでに難しい年ごろに差し掛かってるお子さんをお持ちのあなたも、栄養素で子供の状態が変わる!ということなので、今からでも遅くない!
さて、いよいよ、親子でメンタルが安定する3つの栄養素が発表されます…!
まず一つ目は…!
①たんぱく質
「三大栄養素(糖質、脂質、たんぱく質)のうちのひとつ。いろんなお母さんのカウンセリングをしていると、やっぱりほとんどの人がたんぱく質不足だなと思うんです。忙しくてゆっくりご飯が食べられなくて、立ったまま卵かけご飯を一気に食べるとか、冷凍のパスタを食べるとか」
あるあるですね。赤ちゃんを育てていたときは、自分のご飯は立ち食いで5分で終了!なんてことあったなあ~と思い出す人も多いのでは?私(スタッフ高代)もそうでした!
「たんぱく質を摂ることを気を付けるだけでも、産後うつも回避できる部分があるし、お子さん自身も穏やかになるし、お母さん自身もそれで楽になります。なので、やっぱりたんぱく質はしっかり食べてほしいです」
ただ、みゆきさんは「単にたんぱく質を摂ればいいというものでもない」と注意を促します!
「プロテインをとりあえず摂ればいいと思ってる人も多いかもしれないけど、胃腸機能によっては消化できないことがあるんです。胃腸機能が落ちていると、プロテインを飲んでも体調を崩すことがあるんです」
体調を崩す?どんなことなのでしょう?
「消化できないたんぱく質で腸内環境が乱れてしまって、お腹が張ったり、便秘になることが結構多いです。プロテインは胃腸機能が高い、上級者向けの健康法です」
それでは、胃腸機能がそれほど高くない人は、どのようにたんぱく質を摂れば良いのでしょうか?みゆきさんは具体的に教えてくれました。
「分子量の小さいたんぱく質から摂るのが大事なんです。お肉なら、ステーキみたいな塊じゃなくて、ひき肉を食べるとか。あと、おすすめは出汁!日本人はそもそもわりと胃腸が弱い民族なので、昔からある出汁文化は、すごく理にかなっているんですよ」
なるほど!出汁はたんぱく質が分解された最小単位のアミノ酸の状態でたんぱく質が摂れるので消化負担が少ないのです!
「一食当たり手のひら一枚分のたんぱく質摂取が必要ですが、朝昼晩、一日三回お味噌汁を食べれば、味噌汁だけで一回分のたんぱく質になります」
味噌汁って意外とすごいんですね!
「鰹節も結構おすすめですね。重量に対してのたんぱく質量がすごく多いです。胃腸が弱い人でも食べられるし、しかも美味しいし」
ここで視聴者さんからも続々とコメントが。
・体調が悪いとき、母が卵と鰹節のおかゆを作ってくれました
・卵の味噌汁大好き
「一汁でたんぱく質もばっちりですよ。いいですね!」
・一番出汁をよく作って飲んでます
・鰹節を入れて出汁とってます。鰹節は捨てずにそのまま食べてます
「素晴らしいですね。出汁をとった後の鰹節もふりかけなどにもできますね。お酒ちょっと入れて、塩とか昆布とか一緒に入れてもいいですね」
さて、二つ目の栄養素は
②鉄
「女の子は小学校高学年くらいから生理が始まるので、それでそれまでの倍くらい鉄を消耗しちゃうんです。生理がきたら、毎週レバーを食べるくらいしないと、もう賄っていけないんです」
倍!それは当然、女の子は鉄不足になりますよね…。
「生理が来た時、お赤飯炊くの本当にやめてほしいなって個人的にすごく思っていて(笑)、自分の娘に生理が来たら、赤飯ではなくステーキを焼いてあげようと心に決めています!」
赤飯は糖質で、消化も良くないですよね。ステーキならたんぱく質も鉄分も摂れますね!みゆきさんのセレクション、さすがです!
「鉄が足りなくなると、考えることがしんどくなるので、女の子って生理が始まるくらいの年齢になると、数学とか理系が苦手になる子って結構いるんです。これは本人の問題ではなくて、栄養状態の問題だったりするんですよ。だから、成績上げたい場合も、しっかり栄養を入れてあげるだけでも全然違うんですよ」
「大人でも鉄が足りてない人って考えることが苦手な人が多いから、頭がうまく回らなかったり、視野が狭い感じになりやすいんですよ。0か100か、白黒はっきりつけたいみたいな。あと結構メンヘラっぽい感じになりやすいですね」
生理だから集中力が落ちて当然だ、とか、メンヘラっぽいのは性格だ、とか思っていませんか?これらも鉄分の補給でだいぶ改善されるかもしれません!
では、どのように鉄分を摂ればよいでしょうか?それもみゆきさんが教えてくれました。
「基本的に鉄は動物性の方が吸収がいいんですよね。ヘム鉄と非ヘム鉄があって、ヘム鉄の方が吸収がいいんです。なので、レバーとか卵とか、そういう動物性の方が鉄を摂るにはおすすめです」
さらに、視聴者さんから、鉄玉子や南部鉄のやかんについて質問がありました!鉄玉子やかんの他に鉄製のフライパンや鍋もおすすめだという話も飛び出しました。鉄の道具を使って料理すると、少しずつ食事から鉄分が補給できますね!
さて、三つ目の栄養素は…
③亜鉛
「亜鉛ってわりと地味な栄養素に思われがちですが、実はめちゃくちゃ大事な働きがたくさんあるんです。どうですか、みなさん、亜鉛って普段意識しますか?」
ここで視聴者さんからコメント!
・意識してませんでしたが、ニキビに悩んでいたらBAさんに亜鉛サプリをすすめられた。
「そう、亜鉛は細胞分裂に必要な栄養素なので、肌にも大事なんですよ。あと、亜鉛は不足すると味覚障害が起こるんですけど、それは舌の細胞は細胞分裂が早いので、亜鉛が不足すると味がわからなくなるんです」
肌にも重要なら、女性は特に補給したい栄養素ですね!
「それから、亜鉛が不足すると(拮抗栄養素である)銅が増えてキレやすくなるんですね。銅は幸せホルモンとかやる気ホルモンを壊してアドレナリンなどに変えてしまうので、亜鉛が不足すると幸福感ややる気が薄れてカリカリした感じになるんです。亜鉛と銅って1対1が理想値なんですけど、ほとんどの人は銅ばかり多くて亜鉛が不足してるんです。銅は女性ホルモンの関係で、女性は増えやすいんです。チョコやココアにも銅は多く含まれるので、チョコ好きの女性はほぼ銅が多いはずです」
ドキ!とした人は多いのではないでしょうか?チョコ好きでイライラしがち…そんな女性は多いのでは?
「亜鉛は(細胞分裂が多い)成長期にすごい必要なんですよ。だから、思春期の子供がキレやすいというのは亜鉛が不足してるからなんです」
親子がどちらも穏やかでいるために、そして美肌や子供の成長のために…亜鉛はすごく重要なんですね!
視聴者さんからも、チョコ大好きです!とコメントが来ました。
「もちろん私もチョコは好きですけど、昔ほど毎日食べなくなったので、(亜鉛と銅の)バランスも変わってきたと思います。人前でキレることはなかったですが、心の底でブチ切れてることが昔はよくあったので、その辺はだいぶ穏やかになったかなという感じですね」
みゆきさん自身も亜鉛の補給で怒りの感情がおさまってきたんですね。
亜鉛もまた、鉄と同様に、レバーや卵で摂れます。みなさん、ひんぱんに摂りましょう!また、牡蠣は非常に亜鉛が多い食材なので、ぜひ食べてください、とのことでした!
今日のまとめとしては…
①たんぱく質 ②鉄 ③亜鉛
「これらが不足すると、お母さんもこどももメンタルが落ちたり、身体も疲れやすくなります。この3つの栄養素を意識して、育児をもっと軽やかにしていってもらえたらと思います!」
今日もとてもためになるお話でした。視聴者さんからも、明日から取り組もうという雰囲気が伝わってきました♪
ライブは毎週日曜21時~Facebookやインスタで開催しています!要チェック!